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お久しぶりな感想書き込みです! - PlusⅨ
2020/08/01 (Sat) 00:31:24
だいぶ間が空きましたがお久しぶりです。
最近時間が経つのが早く感じられて、気がつけば一ヶ月がすぐに過ぎてしまう今日この頃。以前の書き込みを見て、もうこんなに時間が経ってしまったのか、と自分でもびっくりです(^◇^;)
それはそれとして、本題の作品への感想を。
《瞬く『星』はどんな色?》
アクションできるアイドル! あんまりそっち方面に特化されると、どこぞの神様みたいにダムの上で人生クランクアップしかねないアクションに喜んで挑みそうな気がします。そんな仕事が来たら岡島さんは全力で断った方が良いかと。
それはともかく、作品を超えた「紫雲」共通の性格として、自己評価の低さがありますね。他の作品だと基本的に「ヒーロー」やってるので、それはそのまま自己犠牲精神の高さに繋がって、そこまで違和感は無いですけど、この作品だと、アイドルという自己主張してナンボの存在を目指しているので、事あるごとに謙遜して遠慮してしまう紫雲に、正直、読者として少し不安というか、相性が悪いんじゃ無いかと感じてたところがありました。
しかし、それは物語として織り込み済みだったんですね。今回更新された回でその部分が的確に指摘されて、紫雲と橙さんの二人が克服すべき課題としてキチンと描かれていて感心しました。
同時に橙さんの本音も爆発www
うん、そりゃそうですよね。自分の推しが世界で一番可愛いと信じてるからこそプロデュースしてるんですものね。
「俺だけがあの子の魅力をわかってるんだ」
「あの子はワシが育てた」
というドルオタの醍醐味を堪能できるのはまさに役得でしょう。
残す野望は
「推しを守って、看取られながら逝きたい」
でしょうか。取り敢えず某ガスをキメてブリザードナックル用意しなきゃ(某ドルオタ並感)
橙さんの熱意に押されて、ついに特定の誰かを意識し始めた紫雲さん。人は他人の視線を意識する事で自分を磨き始めると言いますし、これ以降、汗臭いのを恥ずかしがるようになるかもしれませんね(笑)
アイドルとは何かを通してこの紫雲が、他の紫雲と比べてどう変わっていくのか。次回も楽しみに待っています。
《一般人ヒーローの行方》
ダイジェスト気味に書かれた壮大な英雄譚。ただの一般人がひょんなことから超人的な力を手に入れて~のテンプレ展開から始まる物語ですが、だいたいこういう物語は主人公は中盤には超人メンタルになってしまい、下手をすればただの俺TUEEEEになってしまうもの。けれどこうしてダイジェスト気味に語ることで、良い意味で主人公が一般人から何も変わってないことが描かれているのが面白いですね。
それと話の展開ですが、序盤から中盤にかけての全能感に浸っている感じ、からの現実は甘く無いと挫折を味わう終盤、そして奮起して世界に立ち向かい、本当の意味でヒーローへと成長するクライマックスと、そして大風呂敷広げて終わるラスト。というのが爽快感あって好きですね(^-^)
特に真実と現実に屈して、色々と諦めて暮らせばきっと楽なのに、それでも諦めきれずにもがいて足掻いて立ち向かうスタンスというのが個人的には好みです。
この作品の設定、2時間映画並みの脚本にテンポよく落とし込めればもっと面白くなりそうなんですが、それはそれでものすごく難易度が高そう...
《主人公のいない世界で》
ゆー本世界で時折見かける「脇役から観た世界」その集大成のような作品だと感じました。そういえばそもそも紫雲も当初は「Kanon」の脇役としての立ち位置で登場してましたね。
自分は「世界」の主役じゃないと自覚した時の切なさ。それを認めて、その上で「脇役」として「世界」と関わっていくことを決意する諦観。そんなキャラたちに寄り添う視線の物語を、このサイトは多く描いてきたと思います。
誰からも好かれる主人公に憧れはするけれど、それよりもなお、月並で、時に不遇な扱いをされる脇役たちに共感してしまう感覚はとてもよく理解できますし、そんな彼らを中心に据えたここの物語たちに癒され、救われたように感じたことも多々あります。
この物語も、そんなテーマをとても丁寧に描いており、情野さんが描き続けてきたテーマをさらに深化させたことが伝わってきました。
《バベル・レース》
まだ冒頭、世界観の説明までしか描かれてませんが、もしかして「ゆー本世界」を並行世界として旅していくのでしょうか。そうで無いにしろ、共通設定として時折出てくる管理者が絡んできそうな世界観ですね。
この物語がゆー本世界にとってどんな立ち位置になるかも含めて、更新を楽しみにしています。
長文書き込み失礼しました。それでは
お返事が遅れて大変申し訳ありませんでした。 - 情野 有人
2020/08/09 (Sun) 10:16:24
どうも情野です。
この度はお返事が遅れてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
掲示板の確認が疎かになっていたため、こんなにも書き込んでいただいていたのに、気付くのが遅れてしまっておりました。
心からお詫び申し上げます。
本当に申し訳ありませんでした。
何卒お許しいただければ幸いです。
ここからはお返事を。
《瞬く『星』はどんな色?》
>どこぞの神様
紫雲は「これくらいなら大丈夫です」となり、橙は慌てて停める状況が目に浮かびましたw
実際、そうなったら橙は全力で断るべきですね、ええ。
>自己評価の低さ
おっしゃられているように「ヒーロー」としては違和感がないのですが、アイドルとしては、なのでいずれぶつかる問題として考えておりました。
今後もちょくちょくぶつかる問題になっていく、予定です。
>本音も爆発www
そうなりますねw
ドルオタの醍醐味はまさにそのとおりでございます。
残す野望まで実現できるかどうかは展開次第ですね(ぉぃw
橙が某ドルオタを知っていたら「わかる」と頷いてばかりな気がしますw
>紫雲
一人の視線を意識したことで、確実に紫雲は変化しました。
汗についても今後は気にしていくと思いますね、ええ。
アイドルという存在について触れていくことで、ここの紫雲は別世界の紫雲とは違うあり方に目覚めていくかもしれません。
それにつきましては今後も期待せずに見守っていただければ幸いです。
《一般人ヒーローの行方》
>一般人
この物語は主人公がどこまで行っても一般人であることが肝であったので、そこを面白いと言っていただけて嬉しく思います~
>話の展開
私もこういう展開は好きなので、描いていて楽しかったです。
好きと言っていただけて嬉しい限りです。
>2時間映画
元々この作品はそういう形をイメージしていたのですが、そういうテンポに仕上げられずまだまだ未熟だなと痛感した次第です。
おっしゃられるように難易度は高いですが、いつかもう少し落とし込んでみたいと思います~
《主人公のいない世界で》
>「脇役から観た世界」その集大成
この作品を書くにあたって意識したのは、まさに今までの自分の作品だったので、そう感じていただけたこと、テーマをさらに深化させたことが伝わってきたといっていただけたことが本当に嬉しかったです。
ここの物語に癒され、救われたように感じた、とのお言葉、とても光栄で、嬉しくて、胸が熱くなりました。
本当に本当にありがとうございます。
『主人公になれない人々』に寄り添えるような物語、今後も描いていきたい、そう思っております。
>紫雲
今にして思うと、そう登場した紫雲の紆余曲折は興味深いなぁと我ながら思う部分もあったりします。
《バベル・レース》
>「ゆー本世界」を並行世界として
PlusⅨさんの着眼点は本当にすごいと思うとともに、作品を深く読んでくださっている事にいつも感謝させていただいております。
実際のところを少しお話すると、明確には「並行世界」とは違うのですが、そういう側面をメタ的、時々直接的に多分に含んだ作品になっております。
今回執筆分では少な目ではありますが、この作品についてはさらに先の執筆を考えておりますので、話が進むと、おっしゃられた管理者要素も含めて、ここの物語をよく知るPlusⅨさんはニヤリとなる事が多くなると思います。
それというのもこの世界、実は「ゆー本世界」の割と根幹的立ち位置だったりするからなのですが、それにつきましては期待せずにお待ちいただけたら幸いに思います。
改めてになりますが、折角こうして熱量ある書き込みをしていただいたのに、気付くことが遅れてしまった事、心からお詫び申し上げます。
本当に申し訳ありませんでした。
もしお許しいただけるのであれば、今後とも気が向かれた時、お時間のある時に来訪いただければ幸いです。
この度は本当に申し訳ありませんでした。
長文乱文失礼いたしました。
それでは。